睡眠コラム

夜中にトイレで2回起きる。原因は「尿」じゃないかも?

夜中にトイレで2回起きる。原因は「尿」じゃないかも?

夜中にトイレで2回起きる。

原因は「尿」じゃないかも?

【この記事の要約】

  • ・夜中のトイレは、尿の問題だけでなく「先に目が覚めてしまった(睡眠が浅い)」ことが原因のケースも多いです。
  • ・目が冴えてしまう最大のリスクは、起きた後の「時計・スマホ・照明」です。今夜はこれを見ないだけで十分です。
  • ・自分を責める必要はありません。晩酌などの楽しみは無理にゼロにせず、時間と量を少し調整することから始めましょう。
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「夜中にどうしてもトイレに起きてしまう」 「2回起きると、もう朝までぐっすり眠れた気がしない……」

当店でも、そんなご相談をよくいただきます。 特に40代後半〜60代は、夜中の目覚めが気になり始める時期です。

「また起きるんじゃないか」「明日の仕事がつらいな」 回数が重なると、夜寝るのが少し怖くなってしまいますよね。

「どうして私って、こんなに起きるんだろう?」

実はそのトイレ、「尿が溜まったから」ではなく、「ふと目が覚めたから、なんとなくトイレに行きたくなった」だけかもしれません。

もしそうなら、今夜の「動き」を少し変えるだけで、今の状況は変わるはずです。

1.実は「尿意で起きた」のではなく、「目が覚めたから気になった」だけかもしれません。

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夜中にパッと目が覚めたとき、つい「トイレに行きたいから起きたんだ」と思ってしまいますよね。

「だって、実際におしっこが出るし……」 そう反論したくなる気持ち、よくわかります。

でも実は、夜中に起きる原因のなかには「睡眠が浅いこと」も含まれています(日本泌尿器科学会より)。

つまり、順番が逆なんです。 「おしっこが溜まった」のではなく、 「眠りが浅くて目が覚めた → 起きたついでに気になってトイレへ行った」

この場合、我慢して水を減らすより、「目が覚めたあとの対応」を変えるほうがうまくいきます。

【「量」はひとつのヒントになります】

「私の場合はどっち?」と迷ったら、トイレに行った時の「量」を気にしてみてください。

  • ・「ジャーッ」と勢いよく、たくさん出た → 「尿の問題(多尿など)」かもしれません。
  • ・「チョロチョロ…」と少ししか出なかった → 「あれ、思ったより出ないな」と感じませんでしたか? 本来なら朝まで我慢できる量なのに、目が覚めたから気になっただけの「睡眠の問題」の可能性があります。

もし「量は少ないな」と感じるなら、一度「睡眠側の対策」を試してみる価値ありです。


2.目が冴えてしまう一番の原因は、起きたあとの「光・時計・スマホ」です。

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一度起きたあと、すぐ眠れる人と、目が冴えてしまう人。 違いはひとつだけです。

「脳を起こす行動」をうっかりしまっているかどうか。

つい、布団の中でこんな行動をとっていませんか?

  • 1.廊下の電気をパチっとつける
  • 2.枕元の時計を見る
  • 3.スマホで時間や通知を見る

この3つは、眠り直しの大敵です。 特にやってしまいがちなのが「時計」のチェック。

「あ、いま2時だ。あと3時間しかない……」

見た瞬間に「あと何時間寝られるか」と考えて、一気に目が冴えてしまう。 こういう経験、ありますよね?


3.今夜の対策は「暗いまま行く」「時計・スマホは見ない」。これだけで十分です。

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狙いは「朝まで一度も起きないこと」ではありません。それは年齢的にも難しいことです。 目指すのは、「もし起きても、脳を起こさずに、すぐに夢の中へ戻ること」。

今夜のルールはシンプルです。

  • ・1.暗いまま行く 真っ暗は危ないので、足元灯や廊下の明かり程度で。メインの電気はつけないようにします。
  • ・2.時計を見ない 時間は気にしない。気にしない。「まだ夜中だ」とわかれば十分です。「もっと眠っていい」と思っちゃいましょう。
  • ・3.スマホを触らない 気になることは翌日以降に。

トイレから布団に戻ったら、「早く眠らなきゃ」と焦る必要はありません。 眠気に体と心をゆだねてください。


4.お酒やコーヒーは、やめずに「時間」と「量」を少し変えるだけでOKです。

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「水分を控えているのに回数が減らない」 そんなときは、飲み物の「なにを飲んだか?」と「いつ飲んだか?」かもしれません。

  • 寝酒: 寝つきは良く感じても、夜の後半に目が覚めやすくなる人がいます。
  • 夕方のカフェイン: 年齢や体質で、カフェインが残りやすく感じる人がいます。

「勤務後の一杯が、美味しいんだよね。今日も頑張ったご褒美♪」 その気持ち、本当によくわかります。

いきなり今日からやめましょう!なんて、私は言えないです。

まずは「飲む時間を少し早める」「量を半分にする」など、できる範囲の調整で十分です。 無理のない範囲で、少しだけ試してみませんか?


まとめ:夜中に起きても自分を責めなくて大丈夫。「起きた後の行動」を変えるだけで十分です

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夜中に2回起きてしまっても、自分を嫌いにならないでください。 「今はそういう時期なんだ」と割り切って、まずは「起きた後の行動」を変えてみる。

  • 暗いまま行く
  • 時計を見ない
  • スマホを見ない

これなら、今夜からできそうな気がしませんか? 「意外とすんなり眠れたな」という感覚がつかめれば、こっちのものです。



よくある質問(夜中のトイレと睡眠)

Q. 夜中に起きたら、トイレを我慢したほうがいい?

無理な我慢はやめましょう。気になって眠れないくらいなら、サッと行ったほうがいいです。大事なのは「行くかどうか」より「(光を見ないで)行ったあとに脳を起こさないこと」です。

Q. 「また起きた」と思うと余計に眠れません。

わかっていても、焦ってしまいますよね。そんなときは、布団の中で体と心の力を抜いてみてください。それでも20〜30分眠れなくて苦しいときは、思い切って一度布団から出てみましょう。リビングでぼーっとして、あくびが出てから戻れば大丈夫です。

Q. 病院に行く目安は?

排尿が痛い、血が混じる、熱がある、急に回数が増えた。こういうときは早めに泌尿器科へ相談してください。夜間のトイレには原因がいくつか絡んでいることもあるので、専門家に整理してもらうと安心です。


スタッフ:ローホのイラスト
【この記事を書いた人】
スリーププランナー:ローホ
(認定登録番号:653030)

資格を活かして、皆さんと一緒に睡眠の質を整えることを目指すパートナー。

現在、更年期真っ只中。気持ちと身体の揺らぎを日々感じています。
だからこそ、睡眠の大切さや面白さをより深くお伝えしていきたい。
そんな想いで、睡眠を楽しんでもらえる商品をチームで開発し、少しでも皆さんに寄り添っていきたいと考えています。


※本コラムは公的機関の情報および睡眠改善のインストラクター(スリーププランナー)の知識に基づいた提案であり、医療行為・診断ではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。


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