睡眠コラム

コラム

温める×緩める×呼吸する ~上質な睡眠へのパジャマ~

温める×緩める×呼吸する ~上質な睡眠へのパジャマ~

OECD(経済協力開発機構)が2021年に発表した国別の平均睡眠時間は、日本の7時間22分は加盟国33国のうち最も短く、一番長いアメリカと約1時間半の差があることが明らかになりました。   少し前までは、睡眠時間が短いことが自慢であり、賞賛されていましたが、睡眠時間が短いと集中力が欠け、気持ちの持ち方や仕事、健康に影響が出てくることもわかってきています。   良い睡眠というのは、適正な睡眠時間×質が高い状態をいいます。   質が高い状態に導くには、眠る前にリラックスすることが重要なポイントになります。 リラックスとは、筋肉が緩まった状態。 そのためには、まずは身体を温めること。身体が温まると、筋肉が緩まります。   そうすると、身体の手先や足先である身体の末端から放熱され、次に脳の温度や身体の深部体温が引き下がります。この状態が、深い睡眠を得られる状態、上質な睡眠を得られる身体となります。 リラックスした状態で放熱し、深部体温を下げ、深部体温と皮膚温度の差が縮まる状態にすることで上質な入眠へと誘います。   この目まぐるしく忙しいストレス社会、私たちは、常に交感神経が優位な状態、いわゆる車でいうアクセルを踏みっぱなしの状態です。   呼吸するパジャマを着ることで、その状態からリラックスした状態にし、あなたの睡眠を上質にしてくれます。 このパジャマのコンセプトである【温める×緩める×呼吸する】は、良質な睡眠をえるための大切なステップです。  スリープケアマスター 今枝昌子   ⇒自然素材だけのあたためる血流促進パジャマは、コチラ

春バテとリカバリーウエア

春バテとリカバリーウエア

リカバリーウエアとは、疲労を回復することを目的として開発された機能性衣類のことです。プロのアスリートだけでなく、忙しいからこそしっかり休息したいという働く世代や健康志向の方々など、幅広い層に注目されている衣類で、気になっている方も多いのではないでしょうか。   この4月は異動や環境の変化などでストレスを感じやすい時期でもありますが、天気の変動の影響を感じやすくなるため、バテやすい季節でもあります。ポカポカと温かい日の翌日に急にグッと冷え込んだり、1日の気温差が10℃を超えたりする日もあります。そうした寒暖差に対して、身体が絶えず反応することで、知らないうちに自律神経が乱れたり、疲労が蓄積される、実は“春バテ”の季節なのです。   日本の疲労状況について、ある調査によるとコロナ禍経て活動が再開した今も、「疲れている人」は約8割に上り、男女別でみると「疲れている」女性は、男性より多い結果となっています。2023年も依然として日本人全体の疲労傾向は続いている様です。 ※一般社団法人リカバリー協会の資料   エネルギーをチャージするとまでいかなくても、今日のこの疲れを取り去りたいという方は多いのではないでしょうか。リカバリーウエアの基本素材も様々で、用途や使いやすさに合わせた選択が大切ですが、毎日ストレスなく着用できるものが天然素材のやさしさ、身体への柔らかなアプローチ・肌触りなど、特にオトナ女性には癒しの効果も体感頂きたいところです。   スリープケアマスター 今枝昌子   ⇒3重ガーゼの血流促進パジャマは、コチラ

睡眠のチカラ ~身近なものを見落としていませんか~

睡眠のチカラ ~身近なものを見落としていませんか~

睡眠時間の不足や熟睡できていないことは、身体や脳やこころへ大きな影響を与えます。 毎日の様に、TVや新聞、ネットニュースなどからは、睡眠の情報が流されるなか、 不眠に悩む方は減らない一途をたどっているようです。   中には、正しい情報を知り、(あ、実は眠れていなかったんだ・・) と気づく方もいらっしゃるようです。   ねむれていないと感じたら、あなたはまず何から整えますか? まずは、価格的にも手を出しやすい、「枕」という方多いのではないでしょうか。 枕は、寝ている間に私たちの頭を支え、からだを整えてくれる大切な寝具のひとつですね。   私自身は、15年ほど前から睡眠講座を企業や行政にお伝えしてきていますが、 その際に、使っている枕の購入価格をお伺いすることがあります。 地域差はありますが、 15年前には、「1,000~3,000円」という方が多くいらっしゃいました。 それが、最近では、「3,000~20,000円」とかなり上限が上がってきています。 この枕の価格への変化は、そのまま睡眠への意識向上の現れだと感じます。 一昔前の無関心さを思えば、本当に意識が変わってきていると嬉しく思います。 実際、睡眠のチカラは、健康に生きるチカラの基本だと感じる方も多いのではないでしょうか。   人生の終盤、いよいよ自分の時間を過ごすとき。 と、仕事をリタイアし、今までの自分へのご褒美にと、有意義な時間を使おうと思ったときに、健康な身体がいかに大切か気づきます。 ですがそのタイミングではすこし遅いかもしれません。 2018年は40代が、今は50代の方々の睡眠時間が一番短いとうデータがありますが、 まだまだ忙しい私たちには、ねむっている間に健やかに整えてくれるもの、 それがとても重要そうです。   就寝中に整えてくれるものといえば、 枕と、敷き寝具と・・と思い浮かびますが、 パジャマはどうでしょうか。...

ぐっすり眠れていますか?

ぐっすり眠れていますか?

日本は世界的にみても睡眠時間が不足している国です。 先進国の中でも圧倒的に睡眠時間が不足しており、その中でも男性より女性の方が睡眠時間が不足しているのが日本です。 その睡眠の重要性が昨今「睡眠負債」という言葉とともに世の中に知られるようになりました。 睡眠には、脳や身体の調子を整えて日々のパフォーマンスを向上させる力があり、健康の礎です。 厚生労働省 健康づくりのための睡眠ガイド2023では、理想の睡眠時間は、6時間以上を目指しましょうとされています。ただ、6時間睡眠の場合には、10日で1晩徹夜した状態になるという研究結果もあります。個人差があるため、自分の適性睡眠時間を知り、確保することが大切です。皆さまはいかがでしょうか。 その理想とされる時間を確保することはなかなか難しい、または熟睡感得られていないな・・と感じる方は睡眠の質を高めることが必要なようです。 質を高めるためには、朝、太陽の光を浴びる、日中は活動的に過ごすなど1日の過ごし方の見直しや、寝具環境や熟睡できるカラダの状態に整えることが大切です。 不眠の方々と面談させて頂く事が多いですが、枕ももちろん大切ですが、スリープセレモニーとしてパジャマの見直しも大変必要だと感じています。 スリープケアマスター 今枝昌子   ⇒睡眠の質を整えるパジャマは、コチラ