睡眠てらすの3つのSTORY

出会い—— 睡眠てらすのはじまりにあった、ひとつの出会い。

出会い—— 睡眠てらすのはじまりにあった、ひとつの出会い。

BRAND STORY

<睡眠てらす>の出会い—— 睡眠てらすのはじまりにあった、ひとつの出会い。

 

出会いの前史

ハナサンナチュレの前身は、パジャマの卸を手がけていた「ヤマサンインターナショナル」という会社でした。

そして2017年、この社長との出会いが、のちの「睡眠てらす」の原点となりました。

最初の邂逅

実は、その社長と最初にお会いしたのは2017年より少し前のこと。

ある方のご紹介で「ネット販売をされている社長がいるから、一度会ってアドバイスをしてほしい」と依頼を受けました。

ところが実際にお会いしてみると、インターネット販売の相談の話どころか、自慢話を一方的に聞かされて終わり……。

「もうこの社長とは関わることはないな」と思って帰ったのを、今でも覚えています。

「黄色い名刺」との再会

それから数年後、楽天市場主催で行われた出店者向けの大規模イベントで偶然にも弊社の社員がその社長と再会します。

見せられたのはあの「黄色い名刺」。

二度と会うことはないと思っていたので、正直驚きました。

ヤマサンインターナショナル 黄色い名刺 睡眠てらす はじまりのきっかけ

学びの日々

そしてしばらくして介護事業を始めようと思ったとき、

社員が「介護パジャマのことならこの方が詳しいですよ」と差し出したのも、その黄色い名刺でした。

「この社長なら教えてくれるかもしれない」——

そうして再びご縁がつながったのです。

 

その後、本当に多くのことを教えていただきました。

介護パジャマの基礎から、現場で求められる細やかな配慮まで。

おかげで少しずつ販売も伸び、別注で中国生産も始めることができました。

パジャマづくりの目標

しかし、別れは突然訪れました。

体調を崩して入院されたと聞いた矢先、数か月もしないうちに帰らぬ人となってしまいました。

亡くなられる3日前、電話で

「もうすぐ退院できそうだから、退院したらパジャマ買ってよ」

と話してくださった言葉が、今も胸に残っています。

私は「はい、もちろんです」と答えたまま、その約束は果たせませんでした。

想いを継ぎ事業譲渡へ

のちに奥さまが会社を引き継がれ、私は「これまで通りパジャマを仕入れることが自分にできる恩返しだ」と思い、取引を続けました。

しかし奥さまも突然のことに戸惑われ、たびたび相談のお電話をいただくようになりました。

その中で、私は次第に「このご夫婦の想いを受け継ぎ、事業を未来へつなげることが自分の使命ではないか」と感じるようになり、

中小企業診断士の先生に相談し、事業譲渡を決意しました。

ブランド誕生

その後、社名を「ハナサンナチュレ」に改め、

新たなブランド「睡眠てらす」を立ち上げました。

結び――ご縁がてらす光

あの“出会い”がなければ、今の「睡眠てらす」はありません。

すべてのご縁が、ひとつひとつつながっていく。

それこそが、私たちの“眠り”をてらす光になっているのだと思います。


※本記事は個人の体験と想い、感謝をもとにしたブランドストーリーです。

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