睡眠てらすの3つのSTORY
睡眠てらすの3つのSTORY
これからの私たち—— 睡眠から、日本を元気に。
“睡眠から、日本を元気に。”を合言葉に、睡眠を「生き方をととのえる大切な時間」と捉える〈睡眠てらす〉のブランドメッセージ。 スマホの光や情報過多、仕事のストレスで失われつつある眠りを社会の課題として受け止め、個人の心を“てらす”光が家族・地域・社会へ広がる未来を描きます。 やさしい肌ざわりの天然素材にこだわったものづくりで、“内側からの心地よさ”を追求。毎日の小さな習慣としての睡眠を大切にし、心と体をやさしく包み、ととのえる商品を届けます。 一日の終わりに自分をリセットし、新しい朝を迎える力を育む時間としての睡眠の価値を伝え、〈睡眠てらす〉は日本の眠りの質向上を目指して取り組みます。 個人の課題にとどまらず社会全体の課題であることを踏まえ、暮らしと仕事のリズムに寄り添う提案を発信。 素材選びから始まる設計思想のもと、やさしさと機能性の両立を目指します。 一人ひとりが自分を取り戻し、笑顔で明日を迎えられる社会づくりに貢献します。 ブランドの願いは「明日をてらす、睡眠てらす」。 心と体を癒し、明日へ向かうエネルギーを育む“眠り”の価値を、丁寧に届けていきます。 眠りが変われば明日が変わる——日本を睡眠大国へ。
出会い—— 睡眠てらすのはじまりにあった、ひとつの出会い。
パジャマ卸「ヤマサンインターナショナル」とのご縁から生まれた『睡眠てらす』の原点。 2017年の出会いは噛み合わず疎遠に。 数年後、“黄色い名刺”がつないだ再会を機に、介護パジャマの基礎から現場の配慮まで多くを学び、販売が伸び別注の中国生産にも挑戦。 体調を崩された恩人は帰らぬ人に──退院後にパジャマを、という最期の言葉が胸に残る。 奥さまの事業承継を支え、相談を重ねて事業譲渡を決意。 社名をハナサンナチュレへ改め、新ブランド「睡眠てらす」を立ち上げた、ご縁が灯すブランドストーリー。 すべてのご縁がひとつずつつながり、眠りをてらす光になると信じています。 あの出会いが原点であり、今も歩みの指針です。
それは、祖母の「眠れない」の一言からはじまった
大正10年に生まれた祖母がいました。私よりも元気で、よく喋り、シルバーカーを押して出かけるのが大好き。美容と健康への関心は人一倍で、ときに皆を驚かせるほどまっすぐで行動的。毎年、お正月には「私は今年、死ぬ!」と宣言する——明るくて、少し可笑しくて、寂しがり屋で、芯の強い人でした。 80歳を過ぎて2度の骨折を経ても、努力と支え合いで再び歩けるようになった“復活のバァサマ”。家族や友人に囲まれながらも、別れ際にそっと見せる涙は、一人の時間に耐えてきた日々を物語っていました。 安全のため施設で暮らすようになってから起きたコロナ禍で、面会はごく短い時間に限られました。ガラス戸越しのその日、祖母は小さな声で言いました。「眠れない……」。その一言には、孤独と不安が色濃く、いつもの朗らかさや強さは、声からは聞こえませんでした。 ――あなたらしくいてほしい。――元気でいてほしい。――満足した眠りを、とってほしい。 この願いが、〈睡眠てらす〉のはじまりです。祖母が好んだ日本製と天然素材を礎に、私たちは約束しました。自然素材を基本にすること。敏感な肌にもやさしいこと。つくり手の見える日本製であること。そして、“満足した眠り”をまっすぐに目指すこと。多くの人からの導きがあり、専門家から学び、資格を取り、試作と改良を重ね、祖母の一言から約1年半——「呼吸するパジャマ」が生まれました。 あなたらしくあるために。あなたの眠りを守りたい。あなたの明日を照らしたい。〈睡眠てらす〉は、祖母の人柄とその想いから生まれたブランドです。





