今年はお母さんに「眠り」を贈ろう。50代〜80代女性が喜ぶ、実用的なクリスマスギフト&パジャマ選び
お母さんにあげたかったのは、もう少しだけ、心配なく眠れる時間でした。
年齢に合った「眠り」を贈る、という発想
「最近、母が夜中に何度も起きているみたい」「前より眠りが浅そう」。離れて暮らしていると、電話の声や帰省したときの会話の端々から、そんな変化に気づくことがあります。
年齢を重ねると、体内時計や体温調節のしくみ、夜に分泌されるメラトニン(睡眠ホルモン)の出方が少しずつ変わっていくとされています。
こうした変化は、睡眠の質の低下や夜間の目覚めの増加と関係している可能性があります。
若いころと同じ寝具・同じパジャマのままでも、「なんとなくしっくりこない」「冷えやムレが気になる」ということが出てきても不思議ではありません。
だからこそ、母の日や誕生日、クリスマスのギフトには、モノそのものではなく「これからの年齢に合った、眠りの環境(睡眠環境)を整えるギフト」を選ぶ、という考え方が喜ばれています。
ここからは、50代から80代の年代ごとに、「どんなパジャマや羽織が睡眠の質を高めるメンテナンスになるのか」を整理していきましょう。
1.【50〜60代のお母さんへ】ゆらぎやすい体と付き合う、「呼吸するガーゼ」×「炭のチカラ」
50代に入るころ、多くの女性は更年期にさしかかります。ホルモンバランスの影響で、自律神経の働きも不安定になりがちです。
「寝汗」は、小さな不調サインのひとつ
「寝ている間に急にカーッと暑くなり、汗をかいて目が覚める」。
この直後に汗が冷えてしまう「汗冷え」は、布団の中なのに体が冷える原因になり、夜中に何度も目が覚めたり、朝起きたときにだるさを感じる一因になります。
本来、スムーズな入眠には深部体温(体の中心の温度)が下がることが必要ですが、パジャマが汗でベタついたり冷えたりしていると、体温調節がうまくできず、睡眠の質を下げてしまうことがあります。
「呼吸するガーゼ」×「炭のチカラ」で整える
そこで選択肢になるのが、吸湿性に優れたガーゼと、炭の力を掛け合わせた「深い睡眠へとサポートする」パジャマです。
「睡眠てらす」のパジャマは、ただのガーゼパジャマではありません。
汗を吸う「3重ガーゼ」の層構造に加え、繊維そのものを焼き上げて炭にした素材「メディカーボン」を使用しています。
- 1.3重ガーゼが湿度を調整:汗を素早く吸って逃し、「汗冷え」を防ぐ。
- 2.炭(メディカーボン)が温める:炭を練り込んだのではなく、布地そのものが100%炭でできているため、放射される遠赤外線が電気を使わずとも体をじんわり温める。
この2つの機能で、更年期特有の「暑いけど寒い」という複雑な体温変化をサポートします。
冷えや疲れを溜め込みたくない世代が、日々の調子を維持するための「着るメンテナンス」として最適です。
2.【70〜80代のお母さんへ】「首」と「重さ」を見直す、首元あったかパジャマ&軽い羽織
70〜80代になると、筋肉量が減って寒さを感じやすくなります。
また、夜間のトイレなどで「起きる → 冷える → 目が冴える」というループにはまりやすいのも特徴です。
首もとは「冷やしたくないエリア」
首のまわりには太い血管が通っています。ここから冷たい空気が入り込むと、全身が冷えてリラックスモードに入りにくくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、冷えやすい首元をしっかりカバーできるデザインです
- ・パイピングタイプ:一見スタンダードな襟付きですが、一番上のボタンまで留めると首元が閉まる設計。
- ・マオカラータイプ:襟が立ち上がっており、最初から首周りをふんわり包み込む設計。
「とにかく布団を重ねる」からの卒業
寒さ対策で重い布団を重ねすぎると、寝返りが打ちにくくなったり、夜中のトイレ移動での転倒リスクが高まったりします。
高齢者の睡眠環境には「軽くて温かい」ことが何より重要です。
空気の層をまとう、6重ガーゼの羽織
重い布団を足すのではなく、空気の層で温かさを作る「6重ガーゼの羽織」を掛け布団にプラスしてみましょう。
ガーゼを6層に重ねた生地は、驚くほど軽いのに保温性は抜群です。
「お風呂上がり〜就寝時〜朝の着替え」までずっと着ていられる軽さは、肩こりが心配なお母さん世代に最適。
80代・90代の方にも扱いやすく、これからの季節の頼れる相棒になります。
3.【全世代共通】「肌にふれる感覚」が入眠のスイッチになる
年齢とともに皮膚のバリア機能は弱まり、乾燥やチクチクを感じやすくなります。
チクチクは、脳への小さなストレス
化学繊維のチクチクや硬い縫い目は、眠っている間も脳に「不快な信号」を送り続け、眠りを浅くしてしまうと言われています。
逆に、「このパジャマ、気持ちいいな」という触覚は、副交感神経を優位にし、心身を「おやすみモード」へ切り替えるスイッチになります。
和晒しの日本製ガーゼで、「育てるパジャマ」に
「睡眠てらす」のパジャマは、昔ながらの「和晒し(わざらし)製法」で作られた日本製ガーゼを使用しています。
繊維を傷つけずに汚れを落とすため、ふっくらと丸みのある肌触りが特徴。
デリケートな首元やウエスト周りも優しく包み込みます。
洗うほどに空気を含んで柔らかくなる「育てる楽しみ」も、長く愛用してもらえるポイントです。
4.おわりに:特別な日にも、ふだんにも。「眠り」を労うギフトを
50〜60代には「ムレと冷え対策」、70〜80代には「首元の保温と軽さ」。
同じお母さんでも、年代によって必要な「優しさ」は異なります。
母の日、敬老の日、誕生日、そしてクリスマス。
どんな節目の日にも、「まだまだ元気でいてね」という気持ちを込めて。
毎晩の眠りにそっと寄り添う日本製のパジャマは、ギフトボックスを開けた瞬間だけでなく、その後の何百回もの夜を温かく照らしてくれるはずです。
~日本を睡眠大国へ~
自然を選び、自分をてらす。
睡眠を選び、地球をてらす。
身体も心も軽やかに、一瞬一瞬をキラキラと輝く、明日をもっと楽しもうと思える。
眠ることは、自分らしく生きること。
睡眠が変わると、明日が変わる。
明日をてらす 睡眠てらす





