魚を食べると眠りの質が良くなるってって本当?食事で、快眠を手に入れる
魚を食べると眠りの質が良くなるってって本当?DHA・EPAでぐっすり快眠を手に入れる
DHA・EPAで「ぐっすり」を取り戻す食卓へ
【この記事の要約】
- 魚に含まれるDHA・EPAは、自律神経を整えて「睡眠ホルモン(メラトニン)」の生成を助ける、快眠の強力なサポーターです。
- 週に2回ほど魚を食べるだけで、脳がリラックスモードに入りやすくなり、深い眠りにつながると言われています。
- 調理が面倒な時はサバ缶やツナ缶でも十分です。無理なく続けて、体の中から「眠れる土台」を作りましょう。
「眠っても疲れがとれない」「夜中にふと目が覚める」
そんなふうに感じること、ありませんか?
意外かもしれませんが、その眠りの悩み——もしかすると日々の“魚不足”と関係しているかもしれません。
最近の研究では、魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸(DHAやEPA)が、脳の働きやホルモンの分泌に作用して、睡眠の質を高める可能性があると報告されています。
「魚=体にいい」というのはよく知られていますが、「眠り」にも関係していると聞くと、少し意外ですよね。
今回は、「なぜ魚がぐっすり眠ることにつながるのか?」を、やさしくご紹介します。
魚を食べなくなった今、眠りに異変が起きている?

ここ数十年、日本人の食卓から“魚”が少しずつ減っているのをご存じでしょうか。
2000年代を境に、肉の消費量が魚を上回り、いまや「魚より肉」という家庭も珍しくありません。
一方で、「眠れない」「疲れがとれない」といった声も年々増えています。
これは単なる偶然ではなく、“食”の変化が眠りに影響を与えている可能性があるのです。
とくに、青魚に豊富なオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)は、私たちの睡眠と深い関係があると考えられています。
DHA・EPAは、脳の「リラックス環境」を整える

オメガ3脂肪酸のひとつであるDHAやEPAは、自律神経のバランスを整える働きがあると言われています。
具体的には、交感神経(=活動モード)の興奮を抑え、副交感神経(=リラックスモード)を優位にする方向へ作用します。
これによって、心と体が落ち着きやすくなり、眠りにつきやすい環境が自然に整っていきます。
さらに、DHAやEPAは脳の神経細胞を包む細胞膜をなめらかに保つ働きもあり、神経伝達がスムーズになります。
要するに「脳がよく働く状態」=「質の高い睡眠をとれる状態」と考えるとわかりやすいですね。
魚は「眠りを支える脳の土台」も整えてくれる

脳の中では、神経細胞と神経細胞の間で“情報”のやりとりが行われています。
このとき橋渡しのような役割を担うのが「細胞膜」。
そしてその膜の材料が、まさにDHAやEPAといった脂肪酸です。
また、睡眠ホルモン「メラトニン」は、脳の松果体(しょうかたい)という部分でつくられます。
DHA・EPAはその合成を助ける働きもあるとされており、「寝つきをよくするホルモンづくり」まで支えてくれているのです。
週にどれくらい食べればいい?目安は「2回」

アメリカ精神医学会では、「週2回以上の魚の摂取」を推奨しています。
これは気分障害(うつ病や双極性障害)の予防のために発表されたガイドラインですが、睡眠改善にも通じるものがあると言われています。
というのも、「気分」と「眠り」は密接につながっているからです。
気持ちが安定すると、眠りも深くなる。眠れるようになれば、気分も前向きになる——そんな好循環が期待できます。
魚をもっと手軽に:缶詰や冷凍で“ゆるく続ける”

とはいえ、「毎回魚を焼くのは大変」「下処理が面倒」と感じる方も多いでしょう。
そんなときは、サバ缶・ツナ缶・冷凍焼き魚の出番です。
なかでも、サバ缶はDHA・EPAの含有量が多く、味付けも豊富。
オリーブオイルやレモンをかけると、吸収効率がアップするという話もあります。
ちょっとした工夫で、手軽に“魚の力”を取り入れることができるんです。
今夜は魚を、眠りのために

「最近、眠りが浅いかも」「夜中に目が覚めやすい」
そんな悩みを感じているなら、週に2回、魚を食べることから始めてみませんか?
とくにおすすめなのは、DHA・EPAをたっぷり含む青魚(サバ・イワシ・サンマ)です。
眠れるようになると、毎日の調子が変わってきます。
魚は、あなたの睡眠を支える“やさしい処方箋”になるかもしれません。
よくある質問
Q. 睡眠のためには、どんな魚がおすすめですか?
DHAやEPAが豊富な「青魚」が特におすすめです。サバ、イワシ、サンマ、ブリなどが代表的です。これらには良質な脂質が多く含まれています。
Q. 缶詰の魚でも効果はありますか?
はい、十分にあります。特にサバ缶やイワシ缶は、旬の時期に加工されているため栄養価が高く、骨ごと食べられるのでカルシウムも摂れて一石二鳥です。
Q. 魚を食べるのは朝と夜、どちらが良いですか?
どちらでも構いませんが、「朝食」で摂ると体内時計のリセット効果(魚油による効果)が高いという研究もあります。ただ、続けやすいタイミングで美味しく食べることが一番大切です。
Q. 魚が苦手な場合、サプリメントでも代用できますか?
DHA・EPAのサプリメントで補うのも有効な手段です。ただし、魚料理にはたんぱく質などの他の栄養素も含まれるため、できる範囲で食事に取り入れるのが理想的です。
スリーププランナー:ローホ (認定登録番号:653030)
資格を活かして、皆さんと一緒に睡眠の質を整えることを目指すパートナー。
現在、更年期真っ只中。気持ちと身体の揺らぎを日々感じています。
だからこそ、睡眠の大切さや面白さをより深くお伝えしていきたい。
そんな想いで、睡眠を楽しんでもらえる商品をチームで開発し、少しでも皆さんに寄り添っていきたいと考えています。
- ・保有資格: 一般社団法人 スリーププランナー
- 【参考・出典】
- ・厚生労働省 健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~:不飽和脂肪酸
- ・厚生労働省:日本人の食事摂取基準(栄養摂取の目安)
※本コラムは睡眠改善のインストラクター(スリーププランナー)の知識に基づいた提案であり、医療行為ではありません。
~日本を睡眠大国へ~
自然を選び、自分をてらす。
睡眠を選び、地球をてらす。
身体も心も軽やかに、一瞬一瞬をキラキラと輝く、明日をもっと楽しもうと思える。
眠ることは、自分らしく生きること。
睡眠が変わると、明日が変わる。
明日をてらす 睡眠てらす

