睡眠時間の不足や熟睡できていないことは、身体や脳やこころへ大きな影響を与えます。
毎日の様に、TVや新聞、ネットニュースなどからは、睡眠の情報が流されるなか、
不眠に悩む方は減らない一途をたどっているようです。
中には、正しい情報を知り、(あ、実は眠れていなかったんだ・・)
と気づく方もいらっしゃるようです。
ねむれていないと感じたら、あなたはまず何から整えますか?
まずは、価格的にも手を出しやすい、「枕」という方多いのではないでしょうか。
枕は、寝ている間に私たちの頭を支え、からだを整えてくれる大切な寝具のひとつですね。
私自身は、15年ほど前から睡眠講座を企業や行政にお伝えしてきていますが、
その際に、使っている枕の購入価格をお伺いすることがあります。
地域差はありますが、
15年前には、「1,000~3,000円」という方が多くいらっしゃいました。
それが、最近では、「3,000~20,000円」とかなり上限が上がってきています。
この枕の価格への変化は、そのまま睡眠への意識向上の現れだと感じます。
一昔前の無関心さを思えば、本当に意識が変わってきていると嬉しく思います。
実際、睡眠のチカラは、健康に生きるチカラの基本だと感じる方も多いのではないでしょうか。
人生の終盤、いよいよ自分の時間を過ごすとき。
と、仕事をリタイアし、今までの自分へのご褒美にと、有意義な時間を使おうと思ったときに、健康な身体がいかに大切か気づきます。
ですがそのタイミングではすこし遅いかもしれません。
2018年は40代が、今は50代の方々の睡眠時間が一番短いとうデータがありますが、
まだまだ忙しい私たちには、ねむっている間に健やかに整えてくれるもの、
それがとても重要そうです。
就寝中に整えてくれるものといえば、
枕と、敷き寝具と・・と思い浮かびますが、
パジャマはどうでしょうか。
もう5年は同じものを着ているわという方や、中には子どもの学生時代のジャージをそのままパジャマ替わりにという方も・・。決してこのままでは外に出られないけど・・まあいいか、と気にしていなかった方もいらっしゃるかもしれません。、
でも、本当に良いパジャマは、あなたの睡眠をガラリと変えてくれるものだったりします。
良質な睡眠は、放熱できるカラダであること。それを叶えてくれる大切な寝具環境。
枕の寿命は、3年程度、パジャマも2~3年といわれます。
あなたの寝具環境の替え時はいつ頃ですか?
明日もすこやかで気持ちの良い朝をむかえるために
今夜もぐっすりねむれますように・・
スリープケアマスター 今枝昌子