睡眠コラム

成長ホルモン、いつ出るの?

成長ホルモン、いつ出るの?

ホルモンの分泌は、24時間周期の体内リズムに沿って調整

 

成長ホルモン

ホルモンは、血圧や血糖値など体内の様々な働きを調整するために細胞から分泌される物質です。
人間の体には100種類以上のホルモンが存在し、それぞれが特定の役割を担っています。
ホルモンは血液を通じて全身に運ばれ、各器官でその作用を発揮します。さらに、ホルモンの分泌には約24時間周期の「サーカディアンリズム」があり、体内のリズムに沿って分泌が調整されています。


睡眠を適切にとることで、ホルモンの分泌量のバランスを正常に保つ

 

成長ホルモン

中には、睡眠中に多く分泌されるものや、覚醒時に特に活発になるものもあります。
質の良い睡眠をとることで、これらのホルモンのバランスを正常に保つことができます。


成長ホルモンは、睡眠に関する代表的なものの1つ

 

成長ホルモン

また、睡眠そのものもホルモンによって調整されており、睡眠を促すもの、覚醒を促すものなどがあります。
代表的な睡眠関連のホルモンには、成長ホルモン、メラトニン、コルチゾールがあり、それぞれ疲労回復や睡眠・覚醒のリズムに深く関係しています。


アンチエイジング効果も期待できる。"若返りホルモン"とも呼ばれる。

 

成長ホルモン

成長ホルモンは、主に睡眠中に分泌されるホルモンで、骨や筋肉の成長を促すだけでなく、細胞の修復や骨粗しょう症の予防、筋肉量の維持、コレステロールの抑制、さらには脳や体全体の成長を支える働きを持っています。
そのため、「アンチエイジングホルモン」とも呼ばれることがあります。

 


成長ホルモンは、睡眠の初期段階の深いノンレムで分泌が始まる

 

成長ホルモン


この成長ホルモンは、睡眠の初期段階で特に多く分泌されます。
特に、深いノンレム睡眠が増えると分泌量も高まることが知られています。

 

成長ホルモン


実際、成長ホルモンの70~80%は、眠り始めてから1~3時間以内に訪れる最初の深い睡眠中に分泌され、質の高い睡眠をとることで、身体の成長や疲労回復に大きく寄与します。

 

成長ホルモン


成長ホルモンの分泌はノンレム睡眠と密接に関係しており、就寝時間そのものによって左右されることはありません。


あなたの睡眠が少しでもよくなりますように。

 

身体も心も軽やかに、一瞬一瞬をキラキラと輝く、明日をもっと楽しもうと思える。
眠ることは、自分らしく生きること。
睡眠が変わると、明日が変わる。

 

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